• ソメイヨシノ
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  • オオシマザクラの花芽と葉芽
  • オオシマザクラの花芽と葉芽

このところ寒い日が続いています。
今朝の最低気温は真冬並みの0.6度。
昨日は断続的に雪が舞い,今朝方には昨晩降った雪が屋根や樹々の上に積もっていました。

例年より12日早く,3月19日にサクラの開花宣言が出たものの,この寒さで岡崎界隈ではまだ五分咲きといったところです。
サクラの種類を覚えようと,この数年ジョギングコースの桜を意識して見ています。
どこにどのサクラが植わっているのか,大分わかるようになってきました。
ソメイヨシノ,ヤマザクラ,オオシマザクラ,エドヒガン,シダレザクラ,ウワミズザクラ,カンヒザクラといったところが,よく見かける種類です。

サクラは種類によって,花と葉の展開するタイミングが異なります。
ソメイヨシノは葉が出る前に花だけが一斉に咲くので華やかな感じがしますね。[写真1]
エドヒガン,シダレザクラ,カンヒザクラも葉が出る前に花が咲きます。
ヤマザクラ,オオシマザクラは,花が咲くのと同時に葉も一緒に出てきます。[写真3][写真4]
ウワミズザクラは花より先に葉が出てきます。

植物の芽は,花になる花芽(かが),葉になる葉芽(ようが),葉と花になる混芽(こんが)に分けられます。
早春に開花する樹種には花芽と葉芽に分かれているものが多いそうですが,サクラの芽も花芽と葉芽に明確に分かれています。
花芽からは花だけが,葉芽からは葉だけが出てきます。

[写真5]はオオシマザクラの花芽と葉芽を縦に切った断面です。
少し展開した状態が[写真6]。
一つの花芽から3~4個の蕾が出ているのわかります。

[写真2]のソメイヨシノにも,花序の脇に小さな葉芽があります。

ソメイヨシノとオオシマザクラについて
ヤマザクラとエドヒガンについて
ウワミズザクラについて
カンヒザクラについて