立ち枯れたノコンギクに,まだ綿帽子がついていました。
このところ,強風が吹き,雨も降っていたにもかかわらず,意外にしっかり残っています。

ノコンギク(綿帽子)
ノコンギク(綿帽子)[ in夷谷町 on2024/2/7 ]
ノコンギク(綿帽子)
ノコンギク(綿帽子)
ノコンギク(綿帽子)
ノコンギク(綿帽子)
ノコンギク(綿帽子)
ノコンギク(綿帽子)

綿毛(冠毛)は萼が変形したもので,風を受けて種子を遠くまで運びます。
綿毛の下の種子は正確には痩果といわれる果実で,種子の外側を果肉のない果実の皮が包んでいます。
花の時期の写真を見ると,すでに長い冠毛があるのがわかります。

ノコンギク(果実と花の比較)
ノコンギク(果実と花の比較)

痩果を横に切ったところ。
断面は楕円形で,中身は一個の種子です。

ノコンギク(痩果断面)
ノコンギク(痩果断面)