• シジュウカラの卵
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ベランダの巣箱に再びシジュウカラが産卵しました。
別のつがいがヒナを育て,5月5日に巣立ちしたばかりです。

残っていた巣の上にコケや毛を運びいれ,5月9日に最初の1個を産卵。
その後毎日1個ずつ産みたしてゆき,合計8個の卵を産みました。[写真2]~[写真6]

5月17日に抱卵を開始したようです。[写真1]
抱卵している親鳥のおなかは,卵に体温を伝えやすいように,羽が抜けて皮膚が露出しているとか。
『日本の野鳥 巣と卵図鑑』(1995年)に,次のように書いてありました。

抱卵が始まると雌の腹の羽が抜けて皮膚が裸出する。するとこの部分に血管が特に発達して,少しブヨブヨでシワシワな状態となる。これを抱卵斑と呼び,抱卵斑を直接卵に触れさせることにより,親鳥の熱を卵に伝えやすくする。