●ニセコバンソウの小穂が風にゆれていました。コバンソウやニセコバンソウが揺れる姿は風情がありますが,何も人を癒すために揺れているわけではないはずです。風媒花として最大限に風を利用する戦略でしょうか。
●サツマノミダマシが捕らえた虫をぐるぐる巻きにしていました。「薩摩の実」とは京都府北部の方言でハゼの実のこと。京都でも薩摩の実といえばハゼの実をさすほど,薩摩藩の木蝋づくりは盛んだったのですね。でもここは素直にハゼノミダマシと名づけてほしかったです。
●ネズミモチの花が咲いていました。別の場所ではひと月ほど前にすでに満開になっています。開花時期にはかなり幅があるようです。→2022/6/30追記 これはトウネズミモチでした。