リキュウバイの花が満開でした。利休梅という名前だけで風情を感じてしまいますが,利休とは全く関係がなく明治期になって輸入された木だそうです。「利休好み」風の名前で茶花として利用され,そのことで更に広く使われるようになっという,名付けた業者のネーミングの勝利ですね。別名のマルバヤナギザクラやウメザキウツギ,バイカシモツケではあまり普及しなかったと思います。
花弁は5個で倒卵形,基部は急に狭くなっています。
花の中心は花托が膨らんで台のようになっています。雄しべは15個~25個。
雌しべの柱頭は5つに分かれています。