碧雲荘横の水路の水量が減り,魚が取り残されていました。
ブラックバスが2匹,ニゴロブナ(?)が1匹,ニゴイが2匹(うち1匹はまだ生きていました)。ブルーギルはいません。
水路の水は琵琶湖から来ているので,生息する魚の種類は琵琶湖の生態系を反映しています。あれほど問題となったブルーギルは数を減らし,一方で同じ特定外来生物指定のブラックバス(オオクチバス)は現状維持です。
『MHK 関西NEWS WEB』(2023/3/10)
びわ湖の外来魚「ブルーギル」生息量激減か 滋賀県調査で判明
びわ湖で大繁殖していた外来魚、「ブルーギル」の生息量が16年間で7分の1に減ったとみられることが滋賀県の調査でわかりました。
ブルーギルは北米原産の雑食性の淡水魚で、びわ湖では1990年代から2000年代に大繁殖し、在来の魚の卵や稚魚を食い荒らすやっかい者として駆除の対象とされてきました。
滋賀県によりますと、びわ湖のブルーギルの推定の生息量は、16年前の2007年は1689トンに上りましたが、おととし(2021年)には223トンと、16年間で7分の1に減ったとみられることがわかりました。
その理由について滋賀県水産試験場は、▼各地の漁業者が継続的に駆除に取り組んできたことや、▼びわ湖に水草が減ったため隠れる場所が少なくなり、ブラックバスに食べられやすくなったことを挙げています。
一方、ブラックバスの推定の生息量は、おととしの時点で178トンで、2007年の444トンと比べると半分以下に減っていますが、ここ数年は大きく減らず、横ばい状態となっています。