テイカカズラの過去記事を一つにまとめました。


2024年5月29日

小さな風車のような形をした花が散らばっていました。
きっとくるくると回りながら落ちてきたに違いありません(見た訳ではないですが)。

ケテイカカズラ
ケテイカカズラ[ in一切経谷町 on2024/5/20 ]
ケテイカカズラ(花)
ケテイカカズラ(花)
ケテイカカズラ(花・裏面)
ケテイカカズラ(花・裏面)

見上げると,絡まった蔦に白い小さな花がたくさん咲いていました。

ケテイカカズラ
ケテイカカズラ[ in一切経谷町 on2024/5/20 ]

ケテイカカズラの花です。
この辺りには,テイカカズラとケテイカカズラの2種類が見られます。
ケテイカカズラは花筒の狭部と広部がほぼ同じ長さなのが特徴です。

ケテイカカズラ(花筒)
ケテイカカズラ(花筒)
ケテイカカズラ(花筒・断面)
ケテイカカズラ(花筒・断面)

近くにテイカカズラも咲いていました。
テイカカズラは花筒の狭部が広部より長いです。

テイカカズラ(花筒)
テイカカズラ(花筒)
テイカカズラ(花筒・断面)
テイカカズラ(花筒・断面)
テイカカズラ(花)
テイカカズラ(花)

『日本の野生植物』(2016年)には,テイカカズラについて次のように書いてありました。

 山野の林にふつうな常緑の藤本。茎は長く伸び,付着根を出して他物にはい上がり,太いものでは径4cmに達する。葉は変異が多く,若木では小さくて長さ1-2cm,幅5-7mm,成木では長さ3-7(-10) cm,幅1.2-2.5(-3.5)cmとなり,楕円形~長楕円形,革質で光沢があり,鋭頭で鈍端,基部はくさび形で長さ3-7mmの葉柄がある。ふつうは無毛であるが,ときに裏面に短毛が出る個体もある。花は5-6月に開き,白色,径2cm内外,終わりに近づくと淡黄色をおびる。萼片は狭卵形,長さ2-3mm,縁にまばらに毛がある。花筒は7-8mmあり,上部3mmほどが太くなっていて中に雄蕊がある。葯はわずかに花喉からのぞいている。袋果は細長く,長さ15-25cmで多少湾曲してぶら下がり,ふつう2個が対をなすが,1個だけのこともある。種子は長さ12-14mm,先に長さ2.5cm内外の白い長毛がある。本州・四国・九州・小笠原諸島,朝鮮半島に分布する。

・萼片は狭卵形,長さ2-3mm,縁にまばらに毛がある。

テイカカズラ(萼)
テイカカズラ(萼)

・花筒は7-8mmあり,上部3mmほどが太くなっていて中に雄蕊がある。葯はわずかに花喉からのぞいている。

テイカカズラ(花・断面)
テイカカズラ(花・断面)
テイカカズラ(蕾)
テイカカズラ(蕾)
テイカカズラ(蕾・断面)
テイカカズラ(蕾・断面)

ケテイカカズラについては次のように書いてありました。

 常緑藤本。若枝,花序,葉裏には毛が多い。葉は長楕円形~楕円形,長さ4-8cm,幅25cm。花は白色,5-6月ごろに開き,径2-2.5cm。萼片は長さ5-6mm,長楕円形で先が少し幅広く,まばらに毛がある。花筒の狭部は長さ3-4mmで広部とほぼ同長,花喉部にはふつう毛がある。雄蕊の葯の先は花喉部に達しない。袋果は長さ10-15cm,相対する2個がほぼ直角に近く開く傾向がある。本州(近畿地方以西)・四国・九州·琉球,朝鮮半島・中国に分布する。

・花筒の狭部は長さ3-4mmで広部とほぼ同長,花喉部にはふつう毛がある。雄蕊の葯の先は花喉部に達しない。

ケテイカカズラ(花・断面)
ケテイカカズラ(花・断面)

テイカカズラの名は藤原定家に因むとされていますが,古くは「まさきづら」「まさきのかづら」と呼ばれていたようです。
方丈記にも庵の様子として「林の木近ければ,爪木を拾ふに乏しからず。名を外山といふ。まさきのかづら,跡(を)埋めり。」とあります。
和泉書院『和漢古典植物名精解』(2017年)

テイカカズラは照葉樹林帯の林縁にあってマント群落の構成種の一つであるから,真境木葛(まさかきかずら)と称されたのである。


2013年9月30日

三条大橋東詰,石碑わきに植えられたテイカカズラに小さな花がたくさん咲いていました。[写真5]
テイカカズラの花は初夏に咲くものだと思っていたのですが,今の時期にも咲くのですね。
植栽されたものなので,野生のものとは開花時期が違うのでしょうか。

図鑑の解説と比べてみました。
平凡社『日本の野生植物 木本Ⅱ』(1999年)には,テイカカズラの花について次のように書いてあります。

花は5~6月に開き,白色,径2cm内外,終りに近づくと淡黄色をおびる。萼片は狭卵形~広披針形,長さ約3mm,縁にまばらに毛がある。花筒は7~8mmあり,上部3mmほどが太くなっていて中に雄蕊がある。葯はわずかに花喉からのぞいている。

・径2cm内外
花の径は約2cmでした。
・終りに近づくと淡黄色をおびる
9月17日頃には白い花だったのですが,1週間後にはほとんどの花は黄みを帯びていました。
・萼片は狭卵形~広披針形,長さ約3mm,縁にまばらに毛がある
萼片は広披針形,長さは約3mmです。[写真3]
・花筒は7~8mmあり,上部3mmほどが太くなっていて中に雄蕊がある
花筒は9mm,上部の太くなっている部分は約4mmです。[写真3]
花筒の太くなっている部分の比率が高くなっています。
・葯はわずかに花喉からのぞいている
葯の先端は花喉部に達していません。[写真3]

テイカカズラの名は藤原定家にちなむものです。
定家という名からは,和歌に因むさぞかし雅な伝説があるのだろうと想像しますが,名のもとになったのは,おどろおどろしい話です。
式子内親王の墓に定家の執心が蔦となってまといつき,式子内親王の魂は成仏できずに苦しみ続けたというのです。

この伝説のもととなった式子内親王の墓といわれるものは,現存します。
竹村俊則著『昭和京都名所図会』(1984年)に,次のように書いてありました。

〔伝式子(しょくし)内親王塚〕は般舟院陵域内の西北隅,樹木のうっそうと生い茂る一堆の封土上の小五輪石塔を式子内親王の塔とつたえ,また一に 「定家葛の墓」ともいう。
『応仁記』巻三に 「千本ニ両歓喜寺,此ノ寺ニ定家葛ノ墓アリ」としるすごとく,ここはもと大聖歓喜寺内にあたるが,同寺が応仁の乱で亡んでしまってからのちも,この塚だけは残った。
定家葛の墓とは,式子内親王の墓に定家の恋愛の執心が葛となって巻きついたという伝説からいうたもので,謡曲「定家」 はこれをもとにして作られ,一躍有名となった。しかし史実によるものではない。

般舟院(はんじょういん)陵は,今出川通り千本東入る北側にある小さな御陵です。[写真8]
稜の西側に小高くなった塚があり,頂上に五輪塔がまつってあります。[写真6][写真7]
この五輪塔が伝説のもととなった式子内親王の墓といわれるものです。
伝説にならって,今もテイカカズラが巻きついているではと密かに期待したのですが,そんなことはありませんでした。
それはそうですよね。
蔦のために成仏できないとされているのに,蔦を絡ませるはずがないです。

定家葛の伝説の舞台となったものであることを示す案内版のようなものは,一切ありませんでした。
訪れる人もほとんどいないようです。


2012年6月15日

気を付けて見ていると,テイカカズラの花はあちこちで咲いているものです。

以前のエントリー(→2012年6月5日)で書いたテイカカズラは,図鑑に書かれている特徴と違っていて,本当にテイカカズラかどうか分からなくなってしまったのですが,今回のものは図鑑に載っている特徴とよく一致します。

平凡社『日本の野生植物 木本Ⅱ』(1999年)には,テイカカズラの花について次のように書いてあります。

花は5~6月に開き,白色,径2cm内外,終りに近づくと淡黄色をおびる。萼片は狭卵形~広披針形,長さ約3mm,縁にまばらに毛がある。花筒は7~8mmあり,上部3mmほどが太くなっていて中に雄蕊がある。葯はわずかに花喉からのぞいている。

[写真2]を見ると,
・花筒は「7~8mmあり,上部3mmほどが太くなって」います。
花筒の細い部分は広部よりはるかに長いです。
・萼は「狭卵形~広披針形,長さ約3mm」。
拡大して見ると,「縁にまばらに毛」があるのが分かります。
・葯の先は「わずかに花喉からのぞいてい」ます。

[写真3]は,今回の花(左)と前回の花(右)の断面を比較したもの。
太い部分の比率が,今回の花の方がずいぶん小さいです。
葯の先も,今回の花のものの方が,花喉からより突き出ています。
萼の大きさ,形状も違います。

[写真4]は,今回の個体の葉裏(左)と前回の個体の葉裏(右)を比較したもの。
テイカカズラとケテイカカズラを見分ける,最も簡単な方法は,葉裏の毛の有無を見ることです。
葉裏に毛があればケテイカカズラ,なければテイカカズラのはずなのですが,前回のものはケテイカカズラの葉裏とほとんど見分けが付きませんでした。
今回の個体は明確に毛がないのが分かります。
触った感じがすべすべしているのです。
前回のものと並べてみると,はっきりと異なりますね。

テイカカズラにも,裏面に短毛がでる個体があるそうです。
前回のテイカカズラは,典型的な無毛のものではなく,いきなり毛の多い個体にあたったため,混乱してしまいました。

毛の有無だけでなく,前回の個体は,ケテイカカズラと典型的なテイカカズラの中間的な性格を持っていたように思えます。


2012年6月5日

探すなら,花が咲いている今です。
意識して近所を見て回ると,意外にあっさりと「テイカカズラ」は見つかりました。[写真1]
図鑑に書いてあるとおり,やはり「山野の林に普通」だったのですね。

近縁の「ケテイカカズラ」は見たことがあるものの(→2012年6月1日2007年6月8日),本家の「テイカカズラ」の方はまだ見たことがなく,近所を探していたのです。

平凡社『日本の野生植物 木本Ⅱ』(1999年)には,テイカカズラとケテイカカズラ,オキナワテイカカズラの見分け方について次のように書いてありました。

A. 花筒の細い部分は広部とはば同長,萼片は長さ5-6mm。葉裏には毛が多い………1.ケテイカカズラ
A. 花筒の細い部分は広部よりはるかに長く,萼片は長さ1-3mm。葉裏は無毛またはときにわずかに短毛がある。
 B. 花筒は長さ7-8mm。萼片は広披針形で長さ2-3mm………2.テイカカズラ
 B. 花筒は長さ6-7mm。萼片は広卵形で長さ1-2mm………3.オキナワテイカカズラ

[写真4]は,テイカカズラとケテイカカズラの花の断面を比較したもの。
ケテイカカズラは「花筒の細い部分は広部とはば同長」なのに対し,テイカカズラは「花筒の細い部分は広部よりはるかに長」くなっています。
またケテイカカズラは葯の先(写真矢印の部分)が花喉部に達しませんが,テイカカズラは葯の先が花喉部から少し出ています。

テイカカズラとケテイカカズラを見分けるための特徴とされている,葉裏の毛の有無については,両者を見比べてもよく分かりませんでした。
両者を比べても相違がほとんどないのです。
ケテイカカズラの方の毛が少ないのか,テイカカズラの方の毛が多いのか。
(色々と考えている内に,ケテイカカズラと思っているものは,実はケテイカカズラではないのではないかと疑念がわいてきました。ケテイカカズラの萼片は長さ5~6mm,テイカカズラの萼片は長さ1~3mmで,ケテイカカズラの萼片の方が長いはずです。しかし[写真4]を見ると,ケテイカカズラとしているものの方が萼片が短いのです。花筒の特徴はケテイカカズラに合致しているので,多少の違いは個体差と考えていいものなのかどうか……。)

前書には,テイカカズラについて次のように書いてありました。

山野の林にふつうな常緑の藤本。茎は長く伸び,付着根をだして他物にはい上がり,太いものでは径4cmに達する。葉は変異が多く,若木では小さくて長さ1~2cm,幅5~7mm,成木では長さ3~7(~10)cm,幅1.2~2.5(~3.5)cmとなり,楕円形~長楕円形,革質で光沢があり,鋭頭で鈍端,基部はくさび形で長さ3~7mmの葉柄がある。ふつうは無毛であるが,ときに裏面に短毛がでる個体もある。花は5~6月に開き,白色,径2cm内外,終りに近づくと淡黄色をおびる。萼片は狭卵形~広披針形,長さ約3mm,縁にまばらに毛がある。花筒は7~8mmあり,上部3mmほどが太くなっていて中に雄蕊がある。葯はわずかに花喉からのぞいている。袋果は細長く,長さ15~25cmで多少湾曲してぶら下がり,ふつう2個が対をなすが, 1個だけのこともある。種子は長さ12~14mm,先に長さ2.5cm内外の白い長毛がある。本州・四国・九州,朝鮮こ分布する。

・葉は「変異が多」い
同じ個体の葉でも,ついている箇所によって大きさにかなりの差があります。

・花は「白色,径2cm内外,終りに近づくと淡黄色をおびる」
テイカカズラの花とケテイカカズナの花を並べると,テイカカズラの方が一回り小さいです。[写真5]
テイカカズラの花は「終わりに近づくと淡黄色をおびる」ので,すこし汚れて見えますね。
ケテイカカズナの花は古くなっても白いままでした。


2012年6月1日

テイカカズラの花が咲いていました。[写真1]
といっても,これはケテイカカズラという種類です。
藤原定家に因む「定家蔓」という優雅な名前も,「毛」がつくだけでずいぶん位が下がった感じがしますね。

平凡社『日本の野生植物 木本Ⅱ』(1999年)には,テイカカズラとケテイカカズラ,オキナワテイカカズラの見分け方について次のように書いてありました。

A. 花筒の細い部分は広部とはば同長,萼片は長さ5-6mm。葉裏には毛が多い………1.ケテイカカズスラ
A. 花筒の細い部分は広部よりはるかに長く,萼片は長さ1-3mm。葉裏は無毛またはときにわずかに短毛がある。
 B. 花筒は長さ7-8mm。萼片は広披針形で長さ2-3mm………2.テイカカズラ
 B. 花筒は長さ6-7mm。萼片は広卵形で長さ1-2mm………3.オキナワテイカカズラ

[写真4]は,花を縦に切った断面です。
花筒は上が太く,下が細くなっており,その長さはほぼ同じ割合です。
[写真6]は,葉裏を拡大したもの。
毛が密生しています。

同書には,ケテイカカズラについて次のように書いてありました。

常緑藤本。若枝,花序,葉裏には毛が多い。葉は長楕円形~楕円形,長さ4-8cm,幅2-5cm。花は白色, 5-6月ごろに開き,径2-2.5cm。萼片は長さ5-6mm,長楕円形で先がすこし幅広く,まばらに毛がある。花筒の狭部は長さ3-4mmで広部とほぼ同長,花喉部にはふつう毛がある。雄蕊の葯の先は花喉部に達しない。袋果は長さ10-15cm,相対する2個がほぼ直角に近く開く傾向がある。本州(近畿地方以西)・四国・九州・琉球,朝鮮・中国に分布する。

・葉は「長楕円形~楕円形,長さ4-8cm,幅2-5cm」[写真5]
対生で全縁です。
常緑樹なので,分厚く革質です。

・花は「白色, 5-6月ごろに開き,径2-2.5cm」[写真3]
花冠は5裂して,裂片は片巻状に重なっています。
かなり強い芳香があります。

・花喉部には「ふつう毛がある」
花喉部(かこうぶ)とは花筒の入口のことで,[写真3]を見ると花の中心にある花喉部に毛が生えているのが分かります。

・雄しべの「葯の先は花喉部に達しない」
雄しべは5個で,葯は柱頭と合着しています。
ケテイカカズラは葯の先が花喉部に達しません[写真4]が,テイカカズラは葯の先が花喉部から少し出ています。


2007年6月8日

ケテイカカズラの花が咲いていました。
風車のような,おもしろい形をしています。

ケテイカカズラはテイカカズラによく似た花をつけますが,テイカカズラが本州全域に分布するのに対し,ケテイカカズラは近畿地方以西に分布します。

テイカカズラとの相違点は次のとおりです。(保育社「原色日本植物図鑑・木本編Ⅰ」による)
・花筒の広部は狭部と同長またはやや長い。
 (テイカカズラは,花筒の広部の長さは狭部の約1/2。)
・葯の先は花喉に達しない。
 (テイカカズラは,葯の先がわずかに花喉に現れる。)
・花喉部には通常いちじるしい細毛がある。
 (テイカカズラは,花喉部は無毛またはわずかに毛がある。)
・がく裂片は長さ5-6mm,狭長楕円形でやや上部が幅広く,花筒狭部と同長またはやや長い。
 (テイカカズラは,がく裂片は長さ2-3mm,花筒狭部よりはるかに短い。)

[写真3]左側がケテイカカズラの花の断面,右側がテイカカズラの断面図(保育社「原色日本植物図鑑・木本編Ⅰ」より)です。

定家葛とは,いかにもいわく有りげな名前です。
そのとおり藤原定家にちなむ因縁話がありました。

謡曲「定家」について,平凡社「世界大百科事典」には次のように書いてあります。
『シテは式子(しきし)内親王の霊,旅の僧(ワキ)が都の千本(せんぼん)の辺で時雨にあい,雨宿りをしていると,そこへ若い女(前ジテ)が現れて,ここは藤原定家(ふじわらのさだいえ)が建てた時雨の亭(しぐれのちん)だと教え,昔を懐かしむかにみえる。女はさらに僧を式子内親王の墓に案内する。もと賀茂の斎院だった内親王は,定家との世を忍ぶ恋が世間に漏れたため,二度と会えないようになったが,定家の思いは晴れず,内親王の死後もつる草となって内親王の墓にまといつき,内親王の魂もまた安まることがなかったと女は物語り(〈語リ・クセ〉),自分こそその式子内親王だが,今の苦しみを助けてほしいといって墓の中に消える。僧が読経をして弔うと,やせ衰えた内親王の霊(後ジテ)が墓の中から現れ,経文の功徳で少しの間苦しみが和らいだという。内親王は報恩のためにと舞を舞うが(〈序ノ舞〉),やがてもとの墓の中に帰り,再び定家葛(ていかかずら)にまといつかれて姿が見えなくなる。』

この定家葛がテイカカズラだということです。

式子内親王といえば,百人一首に
「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
 忍ぶることの よわりもぞする」
という歌がはいっていますが,百人一首の選者である藤原定家はどのような気持ちでこの歌を選んだのでしょうか。


2022年5月27日

雨上がりの路面に,小さなテイカカズラの花が散っていました。

テイカカズラ
テイカカズラ

2022年5月23日

テイカカズラの花が咲いていました。

テイカカズラ
テイカカズラ

2021年5月20日

(13)テイカカズラの白い小さな花が,ベールをかぶせたようにサクラの木を覆いつくしていました。(インクライン)


2020年5月27日

(31)~(32)地面にテイカカズラの花が落ちていた。あたりを見回すと,サクラの木をケテイカカズラの花がびっしりと覆っていた。(インクライン)


2019年5月29日

(48)道にテイカカズラの花が散っていた。見上げると,屋根に蔓が伸び,小さな花をたくさんつけていた。(九条山)
  ・テイカカズラについて→2012年6月15日


2018年6月1日

■テイカカズラの花が咲いていた。(九条山)


2018年5月25日

■三条大橋のたもとに,テイカカズラの花が咲いていた。