キンクロハジロの過去投稿を一つにまとめました。
2025年11月9日
岡崎の疎水に、ヒドリガモとキンクロハジロが飛来しました。
ヒドリガモは11月3日に5羽、キンクロハジロは11月4日に10羽いました。



ヒドリガモは既にカップルができているようで、♂が♀に近づく別の♂を追い払う様子が見られました。


水草だけでなく、水際に伸びていたカラムシの葉もつついていました。

キンクロハジロはまだカップルになっていないようです。


2023年12月15日
冬になると,動物園南の疎水(南禅寺船溜まり)に色々なカモたちがやってきます。マガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,ヒドリガモなどが常連ですが,時々見慣れないカモが泳いでいることもあります。
今までに見かけたカモ類をまとめてみました。
・マガモ(アイガモ)
この場所には通年アイガモがいて,加えて冬になるとマガモがやってきます。マガモとアイガモ(マガモとアヒルの交雑交配種)は見分けがつかなくて生物学的に分ける意味があるのかなと思うのですが,性格は全然違います。冬鳥としてやってくるマガモは人間を警戒して野性味がありますが,通年いるアイガモは人間を恐れず呑気です。地面に座っているアイガモのそばを通っても,逃げずにこちらを目で追ってくるだけです。
日本野鳥の会京都支部のページには「冬以外に鴨川など身近な場所で観察されるのはアイガモ(合鴨)と思われる。」とあります。
⇒マガモのまとめ記事


・カルガモ
カルガモは留鳥で一年中います。他のカモ類の体色が♂と♀で明確に異なるのに対して,カルガモは雄も雌も同じような体色をしています。どちらも地味な褐色で,黒い嘴の先端だけが黄色,脚がオレンジ色です。
⇒カルガモのまとめ記事


・キンクロハジロ
名前のとおり,金色の目,黒い体,翼に白い帯があります。まっ黒な顔に瞬きをしない金色の目が,いつも不機嫌そうな感じを受けます。
⇒キンクロハジロの記事


・ホシハジロ
キンクロハジロ風に名前を付けるとしたら,アカクロハジロといったところです。雄の目は赤色,翼が白色です。雌の体色は褐色で全く異なります。
⇒ホシハジロの記事


・ヒドリガモ
漢字で書くと緋鳥鴨。雄の頭部が緋色であることからきています。雌は地味な褐色。両方とも眠そうな目をしています。
⇒ヒドリガモの記事


・オナガガモ
雄雌とも長い尾が特徴のカモ。雄は首の側面に白色帯が立ち上がっているのが印象的です。


・ヨシガモ
葦鴨。雄の頭部はナポレオン帽のような形と赤紫色と緑色の光沢色が特徴です。畳んだ翼の先が細長く垂れ下がっているように見えます。


・オカヨシガモ
雄雌ともに地味な体色をしています。カモの雄といえば派手な色合いのもの多いなかで,最も地味な雄かもしれません。


・コガモ
鴨川には毎年渡ってくるようですが,この場所で見ることはめったにありません。

・ハシビロガモ
この場所では1回だけ見かけました。羽が垂れ下がっているので,痛めていたのかもしれません。

2022年12月28日
岡崎の疎水にホシハジロとキンクロハジロが全部で10羽ほど泳いでいました。どちらも「ハジロ」の名がついているのは「羽白」の意で,羽が白いことから来ています。「ホシ」は「星」なのですが,何が星なのかは諸説あります。私は赤い目を星に見立てたという説がしっくりくるように思います。キンクロハジロのキンも金色の目に由来します。




2022年11月11日
疎水にヒドリガモとキンクロハジロが飛来していました。
どちらも雌雄1羽ずつ計4羽です。
水面に浮いた水草をつついていました。





2022年4月13日
疎水にキンクロハジロの♂2羽と♀1羽がいました。他のカモはみんな北へ旅立ちました。キンクロハジロはいつも一番最後まで残っています。

2021年11月26日
(33)キンクロハジロのつがいの群(♂5羽♀5羽)から少し離れたところに,♀が1羽だけで泳いでいました。(岡崎)

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[写真33]キンクロハジロ♀
2021年10月27日
(35)岡崎の疎水にキンクロハジロが6羽いました。この場所に渡ってくる冬鳥の中ではいつも最も早く渡来し,最も遅く渡り去ります。

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[写真35]キンクロハジロ
2021年5月9日
(29)冬の間,色々なカモたちでにぎわっていた岡崎の疎水も,冬鳥はほとんど見かけなくなってしまいました。しかしキンクロハジロはまだ数羽います。♂2羽,♀2羽。

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[写真29]キンクロハジロ
2021年4月5日
(27)白黒がはっきりとしたキンクロハジロに混じって,1羽だけ全身が茶褐色のカモが泳いでいました。何かなと調べるとこれはキンクロハジロの♀でした。前にも調べたはずなのですが……。(岡崎)

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[写真27]キンクロハジロ♀
2021年3月3日
(7)久しぶりにキンクロハジロがいた。(岡崎)

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[写真7]キンクロハジロ
2020年12月13日
(24)キンクロハジロのつがい。左が♀,右が♂。(岡崎)

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[写真24]キンクロハジロ♂♀
2020年11月27日
(21)岡崎疎水のキンクロハジロ。先日,宍道湖でキンクロハジロによる漁業被害のニュースをやっていた。シジミ貝を食べるとか。この場所にもたくさんキンクロハジロがいるが,何を食べているのだろう。肉食ということは,肉の味はまずそうだ。

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[写真21]キンクロハジロ
2020年10月28日
(17)キンクロハジロも増えてきた。(岡崎)

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[写真17]キンクロハジロ
2020年4月15日
(25)冬の間たくさんいた疎水のカモたちも,ほとんどが姿を消しました。キンクロハジロだけがまだいます。(岡崎)

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[写真25]キンクロハジロ
2020年3月25日
(46)疎水に浮かぶキンクロハジロ。(岡崎)

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[写真46]キンクロハジロ
2018年11月11日
(22)岡崎の疎水にキンクロハジロがいた。

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[写真22]キンクロハジロ
2017年12月2日
・歩くキンクロハジロ。とぼけた感じが和む。(岡崎)

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[写真1]キンクロハジロ
2017年11月5日
・疎水にキンクロハジロ。「キン」色の見開いた小さな眼に,「クロ」い頭,寝起きのぼさぼさ頭のような冠羽は,独特のとぼけた雰囲気があります。(岡崎)

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[写真9]キンクロハジロ
2016年11月3日
・キンクロハジロ〔疏水〕[写真14]

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[写真14]11/3 キンクロハジロ
2016年10月29日
・キンクロハジロの集団。一番左が♂,わき腹が白い。他は♀,わき腹が褐色。〔疏水〕[写真20]

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[写真20]10/29 キンクロハジロ
2011年1月3日
岡崎の疎水に浮かんでいたカモたちです。
毎年,冬になると自然観察日記のネタに困ります。
基本的に朝のジョギングのついでに写した写真をもとにしているのですが,冬場は虫や花などの観察対象が少なくなるのに加え,家を出る頃はまだ暗くて,写真を撮ることができません。
そもそも走り始めは寒くて,ひたすら走って体を温めるのが最優先で,自然観察どころではありません。
今日は久しぶりに昼間,いつもジョギングしているコースを歩いてみました。
[写真1]はホシハジロ(♂)。
今までヒドリガモと混同していました。
年末に死骸をみつけたことにより,ホシハジロの名前を初めてしりました。(→2010年12月23日)
ヒドリガモに混じって,ホシハジロもたくさん泳いでいました。
[写真2]はヨシガモ(♂)。
光沢のある緑色の頭部をしているので,マガモだと思って撮りましたが,写真をよく見るとヨシガモでした。
オシドリのような頭の形をしています。
[写真3][写真4]はキンクロハジロの♂と♀。
♂は白黒のコントラストが目立ちます。
キンクロハジロの名は,目が金色,体は黒色,羽が白色をしていることから。(→2010年2月5日)
いつも不機嫌そうな顔をしていますね。
[写真5][写真6]はヒドリガモの♂と♀。
♂も♀も眠たそうな目をしています。
ヒドリは「緋鳥」で,♂の頭部が緋色をしていることから。(→2010年1月26日)
2010年2月5日

[写真1]キンクロハジロのクチバシ(裏面)
[写真2]キンクロハジロの尾と肢
[写真3]キンクロハジロの腹部
[写真4]キンクロハジロの頭部
[写真5]キンクロハジロの舌
[写真6]キンクロハジロのつがい
動物園南,疎水にかかる橋のたもとにキンクロハジロが死んでいました。
3年前の2007年1月3日にも,同じ場所にキンクロハジロが死んでいました。→2007年01月08日
不思議なことに,同じ場所に鳥の雛が落ちていた(?)ことも2回あります。
何の雛かは分からないのですが,まわりに巣があるような場所でないので奇妙です。
昨年の4月16日のものは死んでいましたが,4年前の雛は生きていました。→2006年06月05日
[写真1]はくちばしを裏から撮ったもの。
くちばしの縁にギザギザの歯のようなものが見えます。
これは板歯といわれるもので,板「歯」とついていますが生物学的な歯ではありません。
鳥には歯がないのです。
飛ぶために重い歯を退化させたといわれています。
平凡社『世界大百科事典』(2007年)には,「くちばし」について次のように書いてありました。
鳥の顎骨の構成は爬虫類のそれと基本的に同様だが,歯は完全に失っている.そのため食物に対して切断やそしゃくは行わず,つつくこと,ついばむこと,かみつくこと,くわえること,引っ張ること,吸うことなどに使われる.くちばしの外形は種子食,果実食,肉食,魚食,昆虫食,花蜜食などの食性に適応して,いくつかの型に分化している.
下くちばしの中央には舌がある.あご関節は,祖先にあたる爬虫類と同じく上の方形骨と下くちばしの関節骨の間にある.これらの骨格の外表面(後端の一部を除く)を覆う厚い角質は表皮の変形したもので,骨の表面に固く結合している.鳥のくちばしは鋭敏な触覚をもっていて,人の手のように多様な作業を器用にこなすことができる.
[写真5]は,くちばしを開けてみたところ。
こんなに長い舌を持っているとは,しりませんでした。
『山渓カラー名鑑 日本の野鳥』(1996年)には,キンクロハジロについて次のように書いてあります。
長い冠羽を垂らし,金色の目をした黒と白の海ガモ類。ユーラシア大陸の亜寒帯で広く繁殖し, 日本には主に冬鳥として多数が渡来する。北海道では少数が繁殖している。狩猟鳥。
生活 越冬地では湖沼,広い川,池などで生活し,ホシハジロと同じ場所で見られることが多く,市街地の公園にも渡来する。数羽から数十羽の群れで見られ,海に出ることは少ない。水中に潜って貝,小魚などの動物質の餌をよくとるが,水草などの植物質も食べる。岸辺や氷上に立って休むことも多い。繁殖地では水辺近くの草むらの地上に,草の葉や茎で皿形の巣を作る。自身の羽毛を敷いた上に6~12卵を産む。産卵期は5~ 6月,抱卵日数は23~ 25日位である。
見分け方 オスは全身黒く腹部だけが白い。メスは全身褐色で短い冠羽を持ち,目は金色,くちばしの基部に細い白色部が出ることがある。オス,メスともに飛ぶと,翼の広い白い翼帯が目立つ。
この個体は,腹部が白色なので雄ですね。[写真3]
[写真4]は頭部を拡大したもの。
死んでいるので少し気味が悪いですが,長い冠羽と金色の目がキンクロハジロの特徴です。
[写真6]は,泳いでいるキンクロハジロのつがい。
上がオス,下がメスです。
2007年3月7日
マガモやカルガモは,逆立ちになって餌をとりますが,完全に水の中に潜ってしまうことはありません。カモ類はすべてそうかなと思っていましたが,このカモはカワウのように水の中に潜って餌をとっていました。
前から,ヒドリガモとは少し違うなと思っていたのですが,図鑑を調べてみると,このカモは キンクロハジロ(雌)でした。潜水して餌をとるカモの代表格だそうです。名前のとおり金色の目,黒い頭(雄は黒い),白い羽帯を持っています。
2006年4月10日

キンクロハジロ? 動物園南の疎水にいたカモも少なくなりました。寒い地方へ戻ったのでしょうか。キンクロハジロの♀?






